美肌に心奪われた夜

美肌。という言葉がある。
だが、読んで字のごとく美しい肌といっても色々な肌があるのではないかと思う。
艶のある肌。張りのある肌。綺麗に焼けた褐色の肌。雪の様な透明な肌。

これは僕が学生の頃見た、人生で最も美しいと思った肌の話である。
時は貧乏専門学生である夏。
架空請求や詐欺サイトに騙されても懲りることなく、僕は出会い系サイトにどっぷりとハマっていた。

アルバイトの休憩時間も携帯電話が手放せなかった僕は変わった書き込みを見つける。
「恋人の練習をさせてください」
それだけだ。

出会い系の書き込みとはもう少し詳しく書き込まれていることが多く、なんというかシンプルすぎて目を引く内容だった。
アダルトな掲示板ではなかったのでお茶でもしてデートの練習がしたいという意味だろうか?

それくらいに考えた僕は、学校の課題とアルバイトに忙殺される青春なんて嫌だと思いメールを送った。
意外だったのは、その女性が僕のアパートからそれほど遠くない場所に住んでおり、翌日近くに来るということだった。

しばしのメール交換で打ち解けていた僕たちは、夜に僕のアパートでお茶を飲みながら悩みを聞く約束をした。
悩み相談ほど急接近する可能性の高いシチュエーションは無いだろう。
だが、あわよくばの意識は欠片も無かった。

さて当日。
夜まで待てないものなのです、男性というのは。
その点、女性の方がキモが座ってるケースが多いのは、本質的に、女性の方が切り替え上手なんでしょうね。

七年越しの恋人

私は高校1年生の時に入部したバトミントン部で、1つ上の先輩だった彼と知り合いました。
17歳の時に先輩を好きな気持ちに気づいて、クリスマスに告白して振られ、バレンタインにもう一度告白したけれど振られて、何度も諦めようと思ったけれどやっぱり好きな気持ちは変わりませんでした。

先輩が卒業した後も、たまにメールしたりするものの会えないまま、私の気持ちは変わらずにいました。
私は先輩と同じ大学に入るために猛勉強し、見事合格することが出来、それを知った先輩はとても喜んでくれたし褒めてくれました。
しかし、先輩と同じサークルに入った時には先輩に彼女が出来ていました。

彼女は先輩と同じ年で、とても美人で優しい人。
素敵な彼女を知って私は、やっと諦めることができました。
私は彼女のようになりたいと思い、自分磨きに力を入れ、ダイエットはもちろん美肌作りや心の栄養になるような本を読んだりして「イイ女」を目指しました。

告白されることもあり自信にはなりましたが、やっぱり先輩以上に好きになれる人はおらず付き合う気にはなれませんでした。
先輩とは大学を卒業してからも兄妹のように仲良くしていたのですが、先日「やっぱり、お前のこと大事にしたいって思うようになったんだ。
俺達付き合ってみようか」と言われ付き合う事になりました。

今24歳になる私は先輩を好きになってからは7年。
やっと先輩を振り向かせる事が出来ました。
7年目にして実った恋、大事にしたいと思います。

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