さすがにナイ
子どもたちもやっと環境に慣れてきて、私も仕事が決まり、離婚を決意してから思い描いていたような生活になって、毎日とても充実した日々を過ごしていたのです。
子どもたちも父親がいる時はおどおどしていて、怒られないように緊張している表情から従来の本来あるべき子どもの表情にだんだんと戻って行っていたのです。
相変わらず、元彼氏は私の家でお風呂に入り、夕食を取って、子どもたちと遊んでから自分の家に帰るという生活をしていたのだ。
そんな中、元彼氏が「この前チャイムを鳴らしたけど、誰も出てこなかった」と話したので、私は「何時頃?」と聞くと「4時頃」と言うのでまさかとは思いましたが「ひょっとして、早朝の?」と聞くと「そうだ」と答えたのです。
これにはさすがにナイと思い、そんな早い時間に家に来ないでと言ったのです。
異性を確実に落とす秘技
ふと最近、テレビの番組で私がこうやって女の子を落としている!というような特集がありました。
タレントが独自の恋愛感を話していくのですが、興味深いものもありました。
それは「ミラーリング」で女を落とす!というものです。
単純に説明すると、食事や合コンで好みの女性をみつけたとします。
そして、なるべく彼女のとった行動とまったく同じ行動をするということです。
たとえば、食事で彼女がドリンクを頼めば、同じドリンクを頼む。
サラダを食べていれば、同じようにサラダを食べる。
まったく同じ行動を自然ととることによって、「あ、この人が仲間なんだ」と自然と仲間意識が芽生え、されている女性は安心感ができるそうです。
笑っている人をみれば、同じように自然と笑顔になる原理と一緒なのでしょうか。
どちらにせよ、合コンやあたらな出会いで意中の人を見つけたら試してみる価値はありそうです。
だけども、それも一時的な恋愛テクニックでしかありません。
仕事に活かせば出世できるとか、応用が効かないと身に付けてもダメですよね。
人のまねばかりして、つまらない創造性の無い人間にはなりたくないですし、このミラーリングは知識として知っておく程度にしておいても良いのではないでしょうか。
最終的には人柄ですよ、人間性ですよ。
女を落とす、あるいは男を落とすことを商売にするのでしたら、徹底的に習得すべきでしょうね。
天罰かもしれません
私はある時を境にして、たくさんの恋をすることに決めました。
そのある時とは、大好きだった人にフラれた時のことです。
その悲しみから這い上がるには、恋の経験を重ねて、自分にあう人を見つめだす目を養うことにしたのです。
だいたい、誰が運命の人かなんて、顔に書いているわけじゃあるまいし、付き合ってみないとわかりません。
そこで、手当たり次第とまではいきませんが、ある程度「いいな」と思った男性には、迷わずアクションです。
自分の直感を養うレッスンだと思って、餌をふりまきつつも、デートにこぎつけます。
そうこうしているうちに、私にも好きない人ができました。
商社マンの営業をしているちょっと三枚目の男性です。
その男性のことを聞き出すために、同じ会社の人と何度かお食事に行きました。
やっかいなのはその男性が私のことを勘違いしている点です。
そして悲劇は訪れました。
私がその男性と何度か食事をしているところを本命の男性に見られていたのです。
つきあっていると勘違いされ、私がどんなに否定しても照れていると思われ、とにかく信じてくれません。
これは天罰なのでしょうか?
リサーチするなら、もっと他の角度から狙いを定めるべきでした。