幼なじみの男友達から大切な人へ変わった日
小学校時代からの気心知れた同級生。
男友達の彼とは何でも話せるいい仲間って感じでした。
新しい彼女ができる度に「彼女ができた~」っと自慢げに連絡をくれて、大学を卒業して社会人になってからもずっと続いていました。
つきあっては別れ、また新しい人ができて・・・ほんといったい何人とつきあったんだろうねーなんて言いながら、あの子にこの子と一緒に数えたこともある程でした。
その後、社会人になって5年程つきあっていた彼氏に何の前ぶれもなくふられてしまった私・・・。
結婚を意識していただけに超ショックで、大泣きしながら「ふられちゃったよ」って男友達に電話をしたんです。
お前のことは俺が一番良く知ってるよ、お前みたいないいヤツをふるなんて・・・って言ってく慰めてくれて、また大泣きしてしまいました。
泣くだけ泣いてすっきりした頃、じゃあ頑張れよ!って最後に元気付けてもらって電話を切ったんです。
それからしばらくして「もう泣いてないか?」って一行メールが届いて、と同時にインターホンが鳴って覗いてみるとドアの前に彼が立っていました。
ずっと俺が守ってやるから・・・安心しろよって。
悲しい涙が一瞬でハートの雫にかわってしまいました。
そして私はこの春その彼と結婚します!
秘密のデート
彼との交際を家族にも友達にも知らせていなかった頃のことです。
旅先で出会った彼と私は遠距離恋愛をしていました。
久しぶりの再開だったので、油断してたたんでしょうかね。
半年に一度会えるのがやっとで、その日もお互いの家の中間に位置する街の大きな公園でデートしていたのです。
ちょうど桜の季節で花見客もたくさんいました。
人の多い場所が苦手な彼は、なるべく静かな場所を探してベンチに2人で座っていたのですが、ふいにテレビのカメラが取材に来たのです。
逃げる余裕もないままインタビューまでされてしまいました。
それから数日後、帰宅すると家ではちょっとした話題で盛り上がっていました。
親戚から電話があったというのです。
私が男性と一緒に夜桜見物のニュースに出ていたとのを見たという話題でした。
20代半ばでお互いいい大人だったので、悪いことをしていたわけではないのですが、家族には内緒にしていたのでとてもバツの悪い思いをしました。
彼とはその後結婚したので良い思い出になりましたが、今思い出しても恥ずかしい出来事でした。
でもまあ、あの時の突撃インタビューが無ければ、こういうきっかけにはなっていなかったのかなとも思いますね。
今でもラブラブです。