これから先
元彼氏が来なくなってから、数カ月が経った頃です。
夜にチャイムが鳴り、出てみると元彼氏だったのです。
子どもたちも「おじちゃん久しぶり」と言って嬉しそうだったので、家に入れたのです。
夕食がまだだと言っていたので、あり合わせで食事を作り、食事を出したのです。
元彼氏は「お前の料理は美味しいな」と言ってあっという間に食べ終わったのです。
仕事が忙しくてなかなか来れなかったことなどを話し始めたのです。
そして、転勤で数年間県外へ行くことを告げられたのです。
そこまでは、まぁ転勤だから仕方ないね、たまに帰って来た時は、遊びに来てねで終わることなのですが、元彼氏から言われたのは、戻ってくるまで、待っていて欲しいと、そして次の言葉は、戻ってきたら、一緒になりたいという言葉だったのです。
返事は急がなくてもいいからと言われ、元彼氏は帰って行ったのです。
元彼氏と連絡は取っていますが、まだ、今後を考えられずにいるのです。
恋わずらいとやらについて
今までの人生で、恋わずらいをしたことが一度だけある。
対象となる人物のことを寝ても覚めても考えてしまって、げっそり痩せてしまった。
私はそういうタイプだと思っていなかったので、とても驚いた。
本当に全く食が進まなくなる、ということに加えて、仕事中でもふと考えてしまって手が止まることに衝撃を覚えた。
今までなかったことなので、一体どうしていいか分からない。
気の弱さに対してふがいなく思うとともに、自分にもこんなに女子らしいかわいい一面があるのかと思って一人にやりとしたものだ。
しかし、そんな悠長なことも言ってはいられない。
こちらにもこちらの生活というものがあるのだ。
食べないと生きていけないし、仕事をまじめにやらないとクビになる。
そんなときに、ラジオにたまたま恋愛博士みたいな人物が出ていた。
その人いわく、恋愛というのは1年が限度、だとのこと。
恋をしてどきどきするということは、つまり心臓に負担をかけているということらしい。
人間の身体というのはよく出来たもので、そうした不調は早急に除去しようとする。
すると、このどきどきする気持ちを脳が落ち着かせてしまって、段々と冷めてくるらしい。
これは大変だ。
ということで、私は一歩早く手を打つことにした。
このまま自分の人生に何の足跡も残せない気持ちなんて無駄である。
だから無駄にしないために、一回フリーズドライすることにした。
あまりに気持ちが昂ぶっていてどきどきするせいで逆に寿命を縮めるなら、あえて大したこと無いと思い込めばよい。
この適度な気持ちを維持することで、私のこの恋わずらいは軽度の慢性的症状ですんだのであった。
裏を返せば、長い目で見ないとどうにもこうにもならない恋愛である、ということはあえて言うまでもないことである。
誕生日に彼が予約エロマンティックなお宿
お部屋に露天風呂がある有馬の温泉宿に彼と一緒に行ってきました。
空き部屋があるかどうか、確認もせずに、思い付きで出発です。
週末でフロントでチェックインするときはお客さんが多かったにもかかわらず、お部屋に案内されて入ってみると、そのにぎやかさが嘘のようにとっても静かで窓から見える景色も風情があって一瞬で気に入ってしまいました。
温泉宿って彼とせっかく旅行に来てもお風呂の時間がバラバラで何時に外で待ってるねって約束して入っても待たせてないかな~って時間が気になって意外と温泉を楽しめないでいたんです。
彼が見つけてくれたこのお部屋には露天風呂があったので夜中も触れ合った後、一緒にまったり入ったりできるのでまさにカップルにおすすめじゃないかなーと思います。
お部屋風呂のうえ、露天になっているのでとっても気持ちがいいし食事は美味しいし・・・。
このお部屋に入ってからずーっと裸で過ごしていた彼、この部屋エロマンティックだな~なんて言いながらすごーく喜んでいました。
絶対にリピートしたいデートスポットです。