恋愛ゲームにはまる理由
最近、スマホやら携帯やらでするゲームがとても人気だ。
オンラインゲームというのか。
その中で、私が不思議で仕方がないのが擬似恋愛ゲームである。
この手のゲームは実は結構昔からあって、ファミコン時代にはすでのその類のソフトが出ていた。
名前を挙げたら知らない人はいないのではないか、という程有名なやつだ。
それが今は形態をかえて、手軽な端末で行えるようになっている。
ソフトは違うのだろうが、種類としては同じだ。
だから、こういうのにはまる人がいる、もしくは実際やったらはまるのかもしれない、ということは想像できるのだが、どうしてはまってしまうだろうか考えてみる。
相手は、完全二次元なのだ。
どうあがいたって、実際には決して手に入らない存在。
ゲームを終わらせたとき、悲しい気分にならないだろうか。
今までさんざん好きだといってくれた相手はこの世のどこを探してもいない存在なのだ。
これはアイドルにも言えることだが、自分が今見ている相手は、実際の存在ではなくて、つくられた存在なのだ。
それを分かっているのにどうして心底好きになるなんてことがあるのだろうか。
今のところ私が思うに、この秘密は相手側からのレスポンスにあると思っている。
ゲームのキャラクターは、「好きだ」といってくれる。
アイドルたちも「愛してるよ」といってくれる(よくコンサートやライブなんかで叫んでくれる)。
だから何となく、本当に恋愛しているような気分になるのではないだろうか。
同様のどきどき感も得られるのだし。
とまあ、現在のところ想像でしかないので、この件に関しては、実際に体験してみない限り分かるまい。
とりあえず今現在入手している情報で最新のものは、この恋愛ゲーム、自分磨きを怠っているとふられることもあるそうだ。
なるほど二次元はいえ、実世界と変わらない、ということか。
はまる理由が垣間見えた。