すきもの

「あー、オナニーしたいからしていい?」
はぁ!?と私は思いました。
この言葉を言ったのは馬鹿な盛りのついた悪友ではなく、アパートに遊びに来ていた女友達だったからです。

もうすぐ主婦となろうかという、いわば婚約済みの女友達は、マリッジブルーだと本人は言い張るのですが、単に遊び好き。

その昔も彼氏がいて、小学校からの付き合いの彼女は私にしては珍しく、肉体関係なしで楽しくお酒の飲める友人でした。
親友といってもいいかもしれません。

今夜は彼氏が実家に顔を出しに行くのでと、私の部屋に徹夜で飲みに来たのですがとんでもない事を言ってくれたものです。
ちなみに親友である彼女はメガネの似合う黒髪ロングの痩身の女の子で読者モデルの誘いを受けたこともあるほどのスタイルです。

何度か、半分本気でそのメガネをかけた状態でセックスをさせて欲しいと言いましたが、「してもいいけど友達やめるよ」と釘を刺されいたのでそういった考えは持たないようにしていました。

どうゆうことだよ!?と聞くと、彼女は夜になるとバラエティー番組などを見ながら2時間くらいかけて絶頂するだらだらしたオナニーが好きらしいのです。
初めて聞くやり方に驚きました。

そして、いつもオナニーをしている時間になったのでついとのことですが。
こうもあっけらかんと話されると、逆に男性はげんなりしちゃいますよね。
どこか女性は慎ましやかな部分があると信じ込んでいる面もありますから。

それこそ幻想なのかもしれませんけど。

5股をかけていた友人の話

私の友人が、昔5股をかけていた。
なんというとんでもない話だろう。
倫理的に問題があるという分かりきったことは置いておいて、私はその人のバイタリティと行動力に感服する。
一人と付き合うというだけでも、多大な労力を必要とするのに、その友人ではそれが5倍なのだから感服だ。

なんで5股もかけているのか詳細を尋ねてみると、気が付いたらこうなっていた、という。
どうやらその人の意識の中では、その5人と付き合っているという感覚は希薄のようである。
たまたまその時暇な人と会ったりしているとそういうことになるのだ、という。
しかし、週一回一人と会ったとして、5人もいたら5日はつぶれる。
もし中に週に二回会いたいという人物がいたら、あっというまに一週間フル稼働である。
それがもし何人もいたら一週間はとてもとても7日では足りない。
それに、その5人の相手も、同じように付き合っている感覚が希薄とは限らない。
全員が「自分と付き合っている」という感情が強ければ(普通はそうだが)、もし自分が5股のうちの一人だと知ったらばとんでもないことになる。
だからそれを隠すのに要するエネルギーたるや、もはや想像を絶する。
そんな気苦労と体力を使ってまで5股をかける理由は何だろう。
そう思って本人に聞いてみると、「誰にするか悩んでいるから」誰も切れないのだそうだ。
なんという太いやつだろうか。
そして、なんとエネルギーに満ちたやつだろう。
私は末恐ろしい友人を持ってしまった。
その話を聞いたしばらく後、その後どうなったかを恐る恐る聞いてみた。
すると、「3人になった」そうである。
その人のこの先の人生が非常に心配である。

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